隠し框対応・引違い引手 NO.851

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木製建具の気密処理は、非常の難しい。
いろいろな建築家が、ディテールを考え、実践しています。

ガラス部はペアガラス化するとして、問題は隙間。
ここをピンチブロックやモヘアなどのパッキンで、
擦り合わせていきますが、
それと合わせて、建具と枠との関係性も重要。
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そこで有効な手段となるのが、隠し框。
内側から開口部を見ると、
ガラス面しか見えない納まりのこと。
つまり、建具の框は、
一回り大きく外側にあるという納まり。
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これだと、建具の框(障子枠)が、
上下、左右とすべて枠側に向き合うので、
隙間風対策には、かなり有効となります。
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ただ、気をつけなければならないのは、
その場合のクレセントと引き手。

通常あるべき建具の框が隠れているので、
ガラス面の小口を活用する納まりとなります。
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自邸では16年間使い続けておりますが、
木製建具の枠チリに対して斜めにビス留めして、
写真のように、取り付け側に突起がありしっかり框戸一体になりますので、
緩みやガタがまったく起こっておりません。
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自邸時代にはあった金物や引き手が、
次々と廃番になり、
泣く泣く、框を見せる納まりにしていましたが、
亡くなられた先代からのお付き合いのある
建築金物ベスト社。

いろいろ相談しているうちに、
『macchanさん、じゃ、造りましょう。』
・・・・・、さすがにエッと思いましたが。。。
それが隠框引き手改め、引違い引手 NO.851 ベスト社
感謝、感謝であります。
この引き手が、入用な方は、ベスト社へご依頼ください。

最後の写真が、自邸のガラス戸の初代引違い引手ですが、
その横に見える引き寄せ締まりは、
建築家・吉村順三氏の金物をベスト社が製品化してものです。
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by atelier-m-archi | 2017-05-22 09:35 | 木製建具 | Comments(0)