屋根裏換気の入口デザインと省エネ効果

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住宅の屋根は、全体が見える所と
部分が見える所があります。

この部分が見える所、
これが実は、屋根以上に目に停まり、
住宅の雰囲気を決めてしまう軒裏・軒先でしょう。

断熱等級ばかりが目立ちますが、
それと同時に、平均日射熱取得率η(イータ)Aも重要。
そのためには、窓のペアサッシによる断熱化と共に、
庇による遮蔽が欠かせません。

外部の簾や緑のカーテンが有効なように、
古来から、そういう工夫がありましたが、
いままさに、そうしたことが再認識され、
数値化されて、住まいの省エネをサポートしています。
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その屋根の深い庇、そこには屋根裏換気の
外気の取り入れ口でもあります。
この通気がなければ、その省エネも成り立ちません。
屋根裏に溜まった熱気が、内部環境に影響し、
また、高温結露の原因にもなります。

通常は、穴の空いたケイカル板を適度に設けて、
それ以外を、既製品の軒裏材で、が一般的。
私の場合は、木を張ることが多いのですが、
ときには、OSB合板も使用します。
合板で大丈夫?という気もするでしょうが、
自邸でも実践していますが、20年経っても問題ありません。
その辺りは、また次の機会に・・・。
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軒裏に張る木は、米松板厚10mmが多いですが、
これに、ステンプルーフ(コシイ)という
撥水性の高い防腐防虫の保護材を塗布します。
キシラデコールという同材も。

もちろん、防火性能を考えて
その下に、耐火板厚12を併用しています。
こうした軒裏では、既製品の通気口
というわけにはいけませんから、
防虫用のサランネット(網戸材)の上に、
アルミパンチングメタルを米松材で留め付け、
軒裏の質感と一体となった通気口を製作しています。

住まいの質感はそれぞれですが、
これは、ちょっと上級仕様とはなりますが、
その住まいの質にあった軒裏造りも必要です。
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by atelier-m-archi | 2017-06-12 07:28 | 住まいの設計 | Comments(0)