静岡・伊豆高原の別荘

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・所在地:静岡県伊豆市
・主要用途:専用住宅
・敷地面積:1493.51m2
・延べ面積:129.18m2
・竣工:2016年5月
・構造:枠組壁工法
・施工:大同工業

コナラを主林として、クヌギ、ケヤキ、スギなど
の鬱蒼とした別荘地。すべての樹木の樹種と樹高、
位置を調べて残すべき樹木を確認しつつ
傾斜地が大半を占める中で、その頂部のみを1.5m
ほど鋤き取って平地を造りつつ、最低限の伐採に
留めながら、効果的に建物周囲にのみ光の差し込む
空間を創り出すように注意を払っています。

2階を屋根の中に取り込んだマンサード屋根は、
枝を伸ばす周囲の樹林に雨が当たって飛散して建物
に降り注ぐため、通常の建物より、2階外壁に雨の
当たる量が多いため、米松の外壁材をできるだけ
飛沫から守るために採用されています。

自然公園法ではこのマンサードは、1階の屋根として
認められないとのことで、2階屋根部分にも50cm
以上の庇を設ける必要から生まれた変形マンサード
となりましたが、これによってちょっと可愛らしい、
トトロの森の建物のような風情を醸し出しています。

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南側には、遠く伊豆大島を遠望できて、この森の風景
と共に最大限取り込みたいとの要望から、1・2階共に
巾4m×高さ1.9mの全面開放可能な米松のペアガラス
の木製建具とステンレス製網戸の各4枚ずつで構成され
ています。その大開口部と連続して奥行き3.5mの
ベンチ付バルコニーが1.2階に設けられて、森の中に
浮かぶ外部空間となっています。

この敷地を見た時に、コナラ主林とその中に株立ち
20m超の夏椿があり、これを建物の傍に上手く取り
込みたかったので、それが、デッキの中から生え出す
ような位置に建物が配置されています。

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壁・天井は、紙クロス(ルナファーザー)の上に、
調湿性の優れたホタテペイント(ルナしっくい)として、
床材には色の濃い1階ウォルナット、
2階アジアンブラックとして、持ち込みのアジアン
テイストの籐やカーペット、ジャラ製の置物などとの
統一性のあるインテリアとなっています。

建て主のアイディアから産まれた5種類の厚板を使った
スリット階段が広間のアクセントとなっています。
森の風景を最大限に取り込んだ浴室や洗面所の外部・
内部窓、収納量を増やすための持ち込みの本棚と
スライド2連本棚など、収納量の工夫も各所
に考えられています。

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by atelier-m-archi | 2017-12-12 09:34 | アトリエMアーキテクツ | Comments(0)