d0360702_11023049.jpg


































昨年末辺りから怒濤の年末年始。。。
雑誌や住まいプレゼンと平行して進めておりました
Jパネルを住まいのリフォームに活用する設計。
d0360702_11024293.jpg

















以前企業の保養所リノベーションに活用したのは
JパネルをNCルーター加工したスリットバージョン。
静岡県産杉材Jパネルスリットという加工品。
d0360702_11045754.jpg










今回は住まいであり、遠隔地であるために、
すべてのJパネルを軸組設計の中で番付して加工して、
そのパネルには拾い表と連動した番付タグを付けています。
軸組から拾いまで設計の範疇でおこないますが、
それに対してきめ細やかな対応をして頂けるのは、
静岡の丸天星工業さん。
d0360702_11025543.jpg










d0360702_11030220.jpg













d0360702_11031343.jpg


































工務店さんにも分かりやすいように軸組模型も作成して、
建て方順序や加工も工夫しています。

準備万端、いよいよ来週から建て方開始・・・
果たしてその結末は。。。
d0360702_11032617.jpg


































人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2019-02-02 11:12 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_12432527.jpg






























朝日放送の大改造!!劇的ビフォーアフターという番組によって、
リフォームという言葉が世の中に浸透したように感じます。

番組のおかげで様々な条件のリフォームを経験させて頂く中で、
コスト・構造・住まい方について貴重な経験をさせていただきました。
番組放映後は、様々な問い合わせを頂くわけですが、
一口にリフォームすると言いましても、
なかなか一筋縄ではいかないのが現状です。

今回は、その問題点を少し整理して、皆さんの判断の
一助としていただければ、幸いです。
まずリフォームを考えるときの段階として、大きく3つに分けられると思います。

1.生活環境の変化に対応するための内装や設備の
 更新を目的としたリフォーム。

2.来たる大地震に備えて、最低限、倒壊しないような
 耐震補強を前提とするリフォーム。

3.大地震に遭遇しても、その後に住み続けられる住まいを目指すリフォー ム。

d0360702_12433602.jpg






























ケース1.生活環境の変化に対応するための内装や
    設備の更新を目的としたリフォーム。

これは、基本的な構造が現在の新耐震基準に適合した
建物ということが前提になると思います。
つまり、1981年(昭和56年)の新耐震基準以降に建設された
2018年段階では築37年以内の建物ということが一つの目安になります。

しかし当然のことながら、内装を剥がした後に構造、
主に接合部や筋交いが手順通りに施工されているかを
目視でチェックすることが大事です。

また、既存壁を撤去して広い空間にする場合は、
撤去後の耐力壁の壁量で構造計算を検討し直して、
追加の補強をすることになります。
築年数の古い住宅をこの視点でのみリフォーム使用とすることは
避けるべきで、耐震補強とセットで考えるべきだと思います。

d0360702_12434738.jpg































ケース2.来たる大地震に備えて、最低限、
    倒壊しないような耐震補強を前提とするリフォーム。

これは、築37年以上の古い建物で、早急に耐震補強する
必要がある場合ですが、予算の制約から大々的な補強まで
手が回らないケースが考えられます。

基礎自体がない、外周のみ基礎があるが無筋(鉄筋が無い)、
基礎は一応あるが現在の基準に適合しない。いずれの場合も
基礎からやり直す必要があるのですが、そこまで予算はかけられない。

ではどうするかといいますと、上部構造が倒壊しないよう
筋交いを増やしたり、構造用合板を張り増して、
在来を箱のように補強して倒壊しないように工夫します。

また、屋根が瓦の場合は金属板 に変更して柱・梁にかかる
荷重を軽くしてやることも有効です。
現在は免震・制震ダンバー式の製品が数多くあり、これを利用する手もあるでしょう。

しかしながら、これですと基礎が破壊されたり、
補強した一部躯体部分は大丈夫でも、地震後に建物にダメージが残り、
その後住み続けるためには、再度基礎や躯体補強をおこなうことになります。
つまり、資産価値はそこでなくなってしまう可能性が
高いリフォームとなってしまいます。

d0360702_12435873.jpg






























ケース3.大地震に遭遇しても、
    その後住み続けられる住まいを目指すリフォーム。

これは2.のケースで、基礎・木造部分を併せて補強をおこなうことで、
地震後も住み続けられる資産価値の残るリフォームをおこなうこと。

言葉を聞けばこれが一番と誰もが思われるでしょうが、
これではかなりのコストを覚悟しなければなりません。
通常、リフォームを考える場合に新築するのとどちらが
有利かと検討すると思いまが、ビフォーアフターでおこなわれる
物件の大半では、リフォームしか選択肢がありません。

これは現在の建築基準法に適合していない既存不適格建物と
呼ばれる住宅が多いからです。
実はこうした住まいは、大都市圏の住宅密集地域と呼ばれる
地区に数多く存在しています。

公道に2m以上接していない、本来の道路に接していない
(私道、無接道)、建て替えると大幅に建物を
小さくしなければならない(建坪率、容積率超過)。

これらは、1950年(昭和25年)の建築基準法施行前に
存在していた築68年以上の建物に多く見られます。

このようにリフォームを取り巻く状況は複雑です。
子どもが独立して、それを踏まえて今後の夫婦だけの
生活を考えるというケース1.のようなリフォームは
稀であるかも知れません。しかし、逆に1.しか頭になかったということも多いのです。

皆さんの目指すリフォームとは、どれにあたりますでしょうか。

d0360702_12441001.jpg







































人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2018-07-08 10:57 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_07391826.jpg












静岡、藤枝、焼津にありますSBSリフォームプラザ。
ここは、静岡新聞社・静岡放送系列として、
住宅展示場とは違って、リフォーム情報と
リフォーム会社や建材メーカーとの接点をユーザーに提供する
リフォームに特化した展示館です。

三年前、ここの主催でおこなわれたリフォームセミナーで
講演会を依頼されて、午前と午後各1時間ほど
リフォームについてのお話しをさせていただきました。

こうした講演会は、なかなか映像として
残るということはありませんが、
当時、限定公開でYouTubeにアップしますと
お聞きしましたが、先日別件での検索に引っかかり・・・
未だにその一部を観ることができるようです・苦笑。
d0360702_07392962.jpg















もう三年前ですが、当時の流行言葉で終わってますが...笑。
風貌は変わりませんが、この時よりは、
スムージーmacchanスペシャル効果で痩せたでしょうか・爆
あくまで限定公開ですが・・・こうして姿形がネットに残るんですね。。。

リフォームにおける設計手法
~豊かな住まいへの再生とは~




人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-07-12 07:42 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_07514426.jpg
















アトリエ上部の吹き抜けに個室を増設。

俗に、籠もり部屋と称しますが・苦笑、

下部が仕事部屋なので監視付きか・・・。


ところが、アトリエからの非常用の扉はあるものの、

主たる出入り口は、母屋からサッシを開けて、

ルーフバルコニー、つまり一旦外に出て個室に入る。

d0360702_07515333.jpg



























もともと、アトリエ上部からの出入り口として、

扉を設置があり、ルーフバルコニーにも

将来用にルーバーは設置済み。


FRP防水仕上げのルーフバルコニーに、

置き型のデッキを設けて、通路に。

さらに、既存のルーバーの上には、

旭硝子の耐候性シート・カーボグラスXLWクリアで屋根を。

これは外部の直射日光下で使用しても、

黄変・劣化しにくく、透明感を保てる

両面高耐候ポリカーボネートシートです。

http://www.agc.com/polycarbonate/pdf/carbo_kinou-sheet.pdf

d0360702_07520106.jpg

















既存の米松ルーバーの上に、

片流れ用の三角の米松パッキンを追加し、

ゴムパッキンを介して載せて、

アルミフラットバーで、押さえ込むというシンプルディテール。

さらに、片流れ側には板金屋さんに依頼してW50mm×H30mmの

箱樋を依頼中。これを両側にある屋根樋に突っ込みます。

d0360702_07520924.jpg
















d0360702_07521841.jpg

















通路巾90cmのデッキ通路の上部に、

巾200cm巾の屋根ですから、

まさに、オープンエアの外部通路。

なかなか快適な屋外通路となりました。


人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-06-09 07:55 | リフォーム設計 | Comments(0)


            Before After

d0360702_06594160.jpg




















階段室上部の空間は、使い方次第で

様々な収納として使用できることは、

これまでもいつくかの実例で説明をしました。

・階段上部空間の活用事例1・作業カウンター

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201006/article_28.html

・階段上部空間の活用事例2・スライドクロゼット

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201007/article_6.html

・階段上部空間の活用事例3・着付教室サポート。

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201007/article_8.html


今回の自邸のリフォームでも、

不足するクロゼットを増築することにしました。

ただ、ご覧の写真のように、

階段上は、2階と共有する窓があります。

ここをすべて壁にしてしまっては、

階段の上がり口に落ちてくる光がなくなってしまいます。



            Before After

d0360702_06595249.jpg




















これまでも、階下に光を落とす透明ブリッジを、

幾つかの住まいで実践しました。

・厚10mmポリカーボネート板による透明ブリッジ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201006/article_24.html


今回は通路ではなくクロゼット。

不透明であることが要求されますが、

本当の不透明では、その光量が大幅に減ってしまい意味がなくなります。

そこで、素材として透明ですが、

多層質断面のためある程度の不透明性があり、

かつ、それ自体に強度がある優れもの、

AGC旭硝子のツインカーボ・タフネス厚25mmを床材に。

d0360702_07000049.jpg



























d0360702_07000842.jpg


















さらに、両側をツインカーボクリア厚6mmを壁として、

不透明のクロゼットを製作しました。

こちらのAGC旭硝子さんのカタログにも、

私の建具や目隠しの事例が、4点ほど掲載されています。

http://www.agc.com/polycarbonate/pdf/leaflet/tcarbo_all.pdf


また、奥行きが1,000mm以上ありますので、

手前に2段のハンガーパイプで洋服掛け、

奧にバックなど普段使いでないものの収納棚2段、

上部には、まくら棚1段と、

前後上下を有効に使用するクロゼットができあがりました。

d0360702_07001707.jpg






























人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-06-02 07:05 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_07224793.jpg

















さださんの詩島再生計画が完了して、はや一ヶ月。

これからは、詩島のメンテナンスにも関わりながら、

今後の詩島を見守り続けていきます。


コンサート、アルバム創り、テレビなどなど、

その後もお忙しい生活をされているさださんから届いた、

サプライズのお礼の品。


中身は明かせませんが、心温まるメッセージ、

どうも、ありがとうございます。


塗装工事で使用したさだ工務店のつなぎと共に、

またひとつ、詩島の宝物が増えました。

d0360702_07225964.jpg

















本当は、芝生も根付いてきた母屋でBBQをやりながら、

さださんが詩島で寛げる日々がやってくるのが、

関係者の宝物になるのですが。。。


これからも、ご活躍をお祈り致します。

d0360702_07274175.jpg















さだまさしオフィシャルブログ

まっさん旅日記・大改造!!劇的ビフォーアフター

https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


さだまさしの詩島の設計施工フォローアップ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_12.html


人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-05-11 07:28 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_09444609.jpg




























いつも番組が終わると、施工・建材関係者への感謝を込めて、

Special Thanksと共に番組で紹介できなかった仕事の

設計意図、施工ポイントやディテールなどを

紹介するフォローアップ記事をアップします。

ひとまず、大枠はご紹介できたかなと思います。


このように、工事に携わった様々な人々の想いが、

詰まって、番組が成立しています。

5ヶ月の設計期間と5ヶ月に渡る施工期間を

2時間番組に納めるのですから、放映はその一端、

いわゆるディレクターズカットはいしかたないところ。


そして、その完成から物語はさだまさしさんの第二章へ。。。

ここからが、長いお付き合いの始まり。

今後はメンテナンスを含めてのフォローアップと、

新生・詩島からさださんや関係者の皆さんに、

多くの笑顔と新しい詩島発見の機会が届けられることと思います。


生まれ変わった詩島の夜明けと共に。。。

謝辞。

まっさん旅日記「大改造!!劇的 ビフォーアフター」 さだまさし拝

https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


d0360702_09450110.jpg




























・大改造!! 劇的ビフォーアフターさだまさしの詩島・Special Thanks

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_1.html

・さだまさしの詩島・廃船問題から台船、そして詩島展望船デッキへ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_2.html

・さだまさしの詩島と静岡県産杉材Jパネル

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_3.html

・さだまさしの詩島とJパネル家具製作

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_4.html

・さだまさしの詩島と見晴らしデッキ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_5.html

・さだまさしの詩島よりさくら便り

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_6.html

・さだまさしの詩島と母屋棟屋・ひかり井戸断熱開口部

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html

・さだまさしの詩島と詩島式鉄骨螺旋階段

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_8.html

・さだまさしの詩島と母屋北側法面補強

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_9.html

・さだまさしの詩島と詩島天満宮

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_10.html

・さだまさしの詩島と銅板加工照明器具再生

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_11.html


d0360702_09451014.jpg























人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-05-09 09:51 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_13353125.jpg
















江戸時代には、キリシタンの島だったという

言い伝えもある寺島。

さださんが、購入したときにこの寺島という名前の

寺に言べんを付けて詩島に改名。

これは、さださんらしい良い名前ですね。


その詩島の一番小高い場所に、詩島天満宮が建立されています。

ここには、あの菅原道真の分霊が、

太宰府天満宮から勧請されています。

その祭事では、さだまさしさんご自身が

神主さんの装束を着て参加された正真正銘の本物、

また、社は宮大工さんによって建てられた素晴らしい建築です。

d0360702_13354535.jpg






























この詩島天満宮は、35年の風雪もなんのその、

まったく大丈夫な状態でした。


そこに続く御影石の参道階段と鳥居がありますが、

鳥居の足下は腐食が見られ、扁額は色褪せていました。

d0360702_13360128.jpg














d0360702_13361429.jpg































階段の苔は高圧洗浄で綺麗に清掃して、

鳥居の脚元は腐食部の木部を入れ替え、

さらに銅板による腐食防止を施しました。

d0360702_13363178.jpg





























d0360702_13364398.jpg

















今回の番組、詩島の再生計画では放映されていませんが、

詩島のご神体、詩島天満宮も

しっかりと再生されています。

d0360702_13365359.jpg













d0360702_13370418.jpg














大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-05-02 17:30 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_11285291.jpg































母屋の北側の崖地。

ここには、当初見晴らしデッキが、

鉄筋コンクリート基礎と鉄骨架台によって造られていました。

しかし、長年の潮風によって鉄骨がボロボロになり、

何よりも重量物が載った斜面が、

風雨の浸食によって、地滑りを起こして、

表層の樹木ごと、下の海岸線に落ちていました。


ここは、さださんも心配されていたところですが、

このままでは、母屋の基礎まで影響が出かねません。

d0360702_11282887.jpg
















今回の詩島再生計画で、何よりまず最初に手を付けたのが、

この重要な崖地、法面(のりめん)の補強工事でした。

法面(のりめん)とは、こうした斜面のことを指します。


坂の多い長崎では、こうした法面を補強する会社があり、

今回担当してくれたのは、その名の通り『株式会社 法面』

http://www.k-norimen.co.jp/message.html

d0360702_11281379.jpg
















まず、現況をチェックしてもらい補強計画書を提出。

これにより、約420袋の土嚢を製作して詩島に搬入し、

斜面を成形するとことになりました。

この他にも、大量のセメントなどを運び込むため、

この北側の海岸にも、台船用の桟橋を設置しました。

d0360702_11280098.jpg















まず地滑りした斜面とそれにより大きく張り出した

鉄筋コンクリート基礎を削り取ります。

そこに、斜面を安定させるように、

土嚢を斜面のくぼみに詰め込んで、

安定した法面に成形していきます。

これは、現場の状況を見ながら進める作業で、

まさに、この会社のノウハウがものを言います。

d0360702_11274284.jpg
















次に掘削と土嚢により成形された斜面全体を、

金網メッシュで覆い尽くし、

その中に適宜水抜きのパイプを挿入します。

セメントで固めるだけではなく、

周囲の斜面から入り込む水の逃げ道も大事。

d0360702_11272010.jpg















d0360702_11270449.jpg

















この金網の上からセメントモルタルを塗り重ねて、

斜面全体を補強していきます。


こうして、法面全体の補強は終わるのですが、

これだとモルタルグレーの人工色が

島の大きな斜面を覆い、隣接する脇崎港からも、

緑で覆われた詩島に、その不自然なグレーが浮かび上がります。

d0360702_11263573.jpg
















d0360702_11262229.jpg















これをできるだけ、島全体の景観に馴染ませるため、

アースカラーのブラウンの色粉で着色して、

自然景観にマッチするようにしています。

d0360702_11261062.jpg






























こんな工事を手始めに、詩島の再生計画に取りかかりました。

そんな施工場面オールカットでアフターで一瞬の

重要な工事のご紹介です。


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村




by atelier-m-archi | 2017-05-01 12:30 | リフォーム設計 | Comments(0)

d0360702_12194289.jpg































母屋の棟屋はひかり井戸として、

棟屋四周の開口部から光を広間へ導き、

同時に、風も上部へ抜けていきます。

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html


柱芯々1500mm角の中に入る螺旋階段の大きさ、

ここはギリギリ大きく取っても1370mm。

長さ5300mmの円柱支持柱の除くと

段板の長さは約645mmなので、

屋上に上がる非日常的な用途であれば、

階段としての大きさも、何とかギリギリです。

d0360702_12200824.jpg


























d0360702_12201952.jpg





























それぞれ分割して、台船で運ぶことを考えると、

施工性も考慮して、支持柱と踏み板を分割式。

支柱に溶接されたベースプレート厚12が

鉄筋コンクリート基礎にアンカーされて、

最上部の踊場プレートは棟屋構造の梁部分に留め付けられて

支柱上部を固定しています。

手摺はあとから入れられることが必要となり、

こうなると、手摺を鉄筋や木製で考えることは難しい。

d0360702_12203579.jpg














d0360702_12205162.jpg































そこで考え出したのが、ロープを使った詩島式。

支持柱にあらかじめブラケットを溶接しておき、

そこに段板を取り付けていく、

ここまでは、ごく一般的な手法ですが、

詩島式では、この段板に手摺子が付いています。

d0360702_12210265.jpg
















そして、手摺はあとからこの手摺子の輪に通す、

白いロープとして、手摺上部と下部で大きさを変えています。

階段自体も白として、上部からの光を

できるだけ階下へ導けるように考えています。

また、手摺をロープとすることで島っぽい雰囲気もあり、

周囲のログハウスの壁とも合いますね。

d0360702_12211810.jpg















さらに、こうした狭い階段では、上がる時よりも、

降りるときの方が気をつける必要があるため、

しっかりと凹凸のグリップの効いた

ノンスリップシートを踏面に貼っています。

d0360702_12213536.jpg






























大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


人気blogランキングに参加しています。

↑よろしければ、クリックをお願いいたします。

 ・・・どうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


by atelier-m-archi | 2017-04-29 12:25 | リフォーム設計 | Comments(0)