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三菱商事建材のモイス(MOISS)をご存じでしょうか。
内装用のモイスNTと構造用のモイスTMの二種類があり、
珪酸カルシウムに、バーミキュライトという鉱物を
加えて形成された板材で、以下のような特徴があります。

・高い調湿機能。
・ホルムアルデヒドの吸着、低減。
・アンモニアなどの吸着、低減。
・ウィルスを吸着、増殖を抑える。
・有害物質が発生しない防火・耐火性能。
・優れた加工性と施工性・・・曲げ加工も可能。
・耐力壁用タイプの面材は、最大壁倍率3.8倍
・土に還る優れたリサイクル素材
・手軽なメンテナンス・・・サンドペーパー等で汚れ落とし

端的に言えば、このモイスをそのまま仕上げ材として張れば、
調湿機能をもった不燃の壁・天井仕上げとなり、
余った端材なども調湿材や保湿材として活用できます。

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内装用モイスに構造用面材としての耐力を持たせた
構造用モイスTMは構造用合板の代わりに使用することができます。
これを使用すれば、外壁を金属板で仕上げる場合に、
その上に、直接仕上げることができて、
一般的な構造用合板を使用した場合に必要な不燃下地としての
石膏ボードが必要なくなり、コスト減と工期短縮に対して、
非常に有効な手法となります。

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これは、離島などでは非常にメリットのある建材であり、
朝日放送の大改造!!劇的ビフォーアフターでは、
離島物件担当・島の匠として、
八丈島や波照間島のリフォームで使用させて頂きました。

・八丈島 ― 窓を開けてはならない家 2012年7月20日O.A.
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・波照間島 ― 雨も土も降る家 2016年3月6日O.A.
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また、静岡市の清水銀座商店街の店舗併用住宅のリフォームでは、
防火地域内の木造ということで、すべての壁・天井仕上げで
このモイスを使用しています。
・清水銀座の家― 娘が窓の外で寝る 2005年3月6日O.A.
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今回モイス(MOISS)のHPがリニューアルされて、
その中のモイスプレスに私のインタビュー記事が掲載されました。

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by atelier-m-archi | 2018-06-05 00:34 | アトリエMアーキテクツ | Comments(0)

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『あるがままに』・・・あれからちょうど二年。。。
少々前振りが長くなりますがお許しを。。。

静岡にいて芸能人と出会うことはありませんが、
東京の一色建築設計事務所時代には、
駅や事務所周辺でのロケで、出会うことが希にありました。

そんな中で、朝日放送のテレビ番組
大改造!!劇的ビフォーアフターに参加する機会があり、
有り難いことに、たくさんの経験をさせていただきました。

テレビですが、現場のリフォームでは
我々の本文である設計監理のやるべきことをやっております。
もちろん大変ですが、工事が終わった後も
番組スタッフには、更なる大仕事が待っています。

放映に向けて、5~6ヶ月に及ぶ現場映像を編集して、
所ジョージさんや江口ともみさん、そしてゲストを招いて
おこなわれるスタジオ収録へ向けての不眠不休の編集作業。
これがテレビの仕事だったと思い返しつつ、
私も参加して、内容の確認などをおこないます。

そして収録終了後に、私もスタジオに入って
所さんや江口さんやゲストの方々とお目にかかるのですが、
一昨年の日本最南端・沖縄波照間島の古民家リフォーム回で、
ゲストとしていらっしゃったのが、大杉漣さん。

2016年3月6日O.A/雨も土も降る家
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私も大好きな俳優さんだったので、収録中でのコメントや
収録後の印象コメントを楽しみに参加しました。
沖縄の古民家をそのまま活かすリフォームも
とても気に入っていただいたようで、
最後の一瞬の会話など、大俳優さんにもかかわらず、
とても気さくにお声をかけていただきました。

大改造!!劇的ビフォーアフター宮里家・Special Thanks!
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さらに、プロデューサー経由でお願いしていたサインにも、
快く応じていただき、そこに書かれていたことば。

『あるがままに』

テレビで拝見する俳優・大杉漣さんの
生き方そのものであったように感じました。

そんな大杉漣さんの突然の訃報・・・まだ66歳。。。
あまりに突然、あまりに若い・・・言葉もありません。
この色紙にあるように、
『あるがままに』突然に空の彼方へ。。。

謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌




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by atelier-m-archi | 2018-02-23 09:13 | Comments(0)

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昨年の大改造!!劇的ビフォーアフターで担当しました
さだまさしの詩島再生計画。

放映後も、詩島メンテナンスやコンサートなどで、
楽屋再会したり、お電話でお話ししたり、
頂き物をしたりと、
大変お忙しい中、大御所にも関わらず、
何かと、お気に掛けていただいておりました・感謝

<久能山東照宮からの駿河湾>
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昨年末の国技館での年越しライブ&新年生さだは、
スケジュールが合わず断念してしまい、
その折りにも、ご挨拶のお電話をいただいたばかり。

テレビではしっかり拝見して、
詩島唄の熱唱を拝見しましたが、
さすがにあのロックンロールのノリでは、
年越しコンサートから生さだ続きの
新年午前2時過ぎでは、
お疲れが目に見えておりましたが。。。

そんなお忙しい、さだまさしさんからお年賀宅急便が到着。
年賀状に詩之介、手ぬぐに特製お菓子などなど・・・
年男&還暦の私にとって、最高の贈り物です。

さださん、今年も、よろしくお願い致します。
今年は、詩島に寄らせていただきます♪

・大改造!! 劇的ビフォーアフターさだまさしの詩島・Special Thanks!

・さだまさしの詩島と設計施工フォローアップ


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by atelier-m-archi | 2018-01-05 16:59 | さだまさしの詩島 | Comments(0)

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さださんの詩島再生計画が完了して、はや一ヶ月。

これからは、詩島のメンテナンスにも関わりながら、

今後の詩島を見守り続けていきます。


コンサート、アルバム創り、テレビなどなど、

その後もお忙しい生活をされているさださんから届いた、

サプライズのお礼の品。


中身は明かせませんが、心温まるメッセージ、

どうも、ありがとうございます。


塗装工事で使用したさだ工務店のつなぎと共に、

またひとつ、詩島の宝物が増えました。

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本当は、芝生も根付いてきた母屋でBBQをやりながら、

さださんが詩島で寛げる日々がやってくるのが、

関係者の宝物になるのですが。。。


これからも、ご活躍をお祈り致します。

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さだまさしオフィシャルブログ

まっさん旅日記・大改造!!劇的ビフォーアフター

https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


さだまさしの詩島の設計施工フォローアップ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_12.html


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by atelier-m-archi | 2017-05-11 07:28 | リフォーム設計 | Comments(0)

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いつも番組が終わると、施工・建材関係者への感謝を込めて、

Special Thanksと共に番組で紹介できなかった仕事の

設計意図、施工ポイントやディテールなどを

紹介するフォローアップ記事をアップします。

ひとまず、大枠はご紹介できたかなと思います。


このように、工事に携わった様々な人々の想いが、

詰まって、番組が成立しています。

5ヶ月の設計期間と5ヶ月に渡る施工期間を

2時間番組に納めるのですから、放映はその一端、

いわゆるディレクターズカットはいしかたないところ。


そして、その完成から物語はさだまさしさんの第二章へ。。。

ここからが、長いお付き合いの始まり。

今後はメンテナンスを含めてのフォローアップと、

新生・詩島からさださんや関係者の皆さんに、

多くの笑顔と新しい詩島発見の機会が届けられることと思います。


生まれ変わった詩島の夜明けと共に。。。

謝辞。

まっさん旅日記「大改造!!劇的 ビフォーアフター」 さだまさし拝

https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html


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・大改造!! 劇的ビフォーアフターさだまさしの詩島・Special Thanks

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_1.html

・さだまさしの詩島・廃船問題から台船、そして詩島展望船デッキへ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_2.html

・さだまさしの詩島と静岡県産杉材Jパネル

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_3.html

・さだまさしの詩島とJパネル家具製作

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_4.html

・さだまさしの詩島と見晴らしデッキ

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_5.html

・さだまさしの詩島よりさくら便り

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_6.html

・さだまさしの詩島と母屋棟屋・ひかり井戸断熱開口部

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html

・さだまさしの詩島と詩島式鉄骨螺旋階段

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_8.html

・さだまさしの詩島と母屋北側法面補強

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_9.html

・さだまさしの詩島と詩島天満宮

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_10.html

・さだまさしの詩島と銅板加工照明器具再生

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_11.html


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by atelier-m-archi | 2017-05-09 09:51 | リフォーム設計 | Comments(0)

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ログハウスの広間にぶら下がっていたペンダント。
重量感たっぷりで、製作ものの手の込んだ銅製のランプが
1mほどの木材の両側に3個ずつ合計6個が、
暖炉上部とキッチン上部、2箇所にありました。

ログハウスに負けないような存在感でしたが、
逆にそれが災いして、あの空間には重たすぎる印象でした。

棟屋からの光を白い螺旋階段で反射させながら、
暖炉背後のえぐった壁まで光を導き、
明るさを取り戻した広間。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_8.html
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そんなリフォーム後の空間にはそぐわなかったので、
2つの既存ペンダントに付いている12個の銅板照明を
バラバラにして、広間、厨房、ギャラリーの壁に、
ブラケット照明として再生しました。
ランプもLEDに換装してあります。
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もともと存在感のある銅製ランプは、
単一のブラケット照明としログハウスの壁によく合います。

新しい広間のペンダントは、Jパネルの端材を加工して、
LED3灯の光が下面へ、上面・横面には丸穴を通して
拡散するオリジナル照明として製作しました。
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大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

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by atelier-m-archi | 2017-05-08 12:30 | Jパネル | Comments(0)

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江戸時代には、キリシタンの島だったという

言い伝えもある寺島。

さださんが、購入したときにこの寺島という名前の

寺に言べんを付けて詩島に改名。

これは、さださんらしい良い名前ですね。


その詩島の一番小高い場所に、詩島天満宮が建立されています。

ここには、あの菅原道真の分霊が、

太宰府天満宮から勧請されています。

その祭事では、さだまさしさんご自身が

神主さんの装束を着て参加された正真正銘の本物、

また、社は宮大工さんによって建てられた素晴らしい建築です。

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この詩島天満宮は、35年の風雪もなんのその、

まったく大丈夫な状態でした。


そこに続く御影石の参道階段と鳥居がありますが、

鳥居の足下は腐食が見られ、扁額は色褪せていました。

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階段の苔は高圧洗浄で綺麗に清掃して、

鳥居の脚元は腐食部の木部を入れ替え、

さらに銅板による腐食防止を施しました。

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今回の番組、詩島の再生計画では放映されていませんが、

詩島のご神体、詩島天満宮も

しっかりと再生されています。

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大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

長崎・さだまさしの詩島再生計画

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by atelier-m-archi | 2017-05-02 17:30 | リフォーム設計 | Comments(0)

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母屋の北側の崖地。

ここには、当初見晴らしデッキが、

鉄筋コンクリート基礎と鉄骨架台によって造られていました。

しかし、長年の潮風によって鉄骨がボロボロになり、

何よりも重量物が載った斜面が、

風雨の浸食によって、地滑りを起こして、

表層の樹木ごと、下の海岸線に落ちていました。


ここは、さださんも心配されていたところですが、

このままでは、母屋の基礎まで影響が出かねません。

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今回の詩島再生計画で、何よりまず最初に手を付けたのが、

この重要な崖地、法面(のりめん)の補強工事でした。

法面(のりめん)とは、こうした斜面のことを指します。


坂の多い長崎では、こうした法面を補強する会社があり、

今回担当してくれたのは、その名の通り『株式会社 法面』

http://www.k-norimen.co.jp/message.html

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まず、現況をチェックしてもらい補強計画書を提出。

これにより、約420袋の土嚢を製作して詩島に搬入し、

斜面を成形するとことになりました。

この他にも、大量のセメントなどを運び込むため、

この北側の海岸にも、台船用の桟橋を設置しました。

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まず地滑りした斜面とそれにより大きく張り出した

鉄筋コンクリート基礎を削り取ります。

そこに、斜面を安定させるように、

土嚢を斜面のくぼみに詰め込んで、

安定した法面に成形していきます。

これは、現場の状況を見ながら進める作業で、

まさに、この会社のノウハウがものを言います。

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次に掘削と土嚢により成形された斜面全体を、

金網メッシュで覆い尽くし、

その中に適宜水抜きのパイプを挿入します。

セメントで固めるだけではなく、

周囲の斜面から入り込む水の逃げ道も大事。

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この金網の上からセメントモルタルを塗り重ねて、

斜面全体を補強していきます。


こうして、法面全体の補強は終わるのですが、

これだとモルタルグレーの人工色が

島の大きな斜面を覆い、隣接する脇崎港からも、

緑で覆われた詩島に、その不自然なグレーが浮かび上がります。

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これをできるだけ、島全体の景観に馴染ませるため、

アースカラーのブラウンの色粉で着色して、

自然景観にマッチするようにしています。

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こんな工事を手始めに、詩島の再生計画に取りかかりました。

そんな施工場面オールカットでアフターで一瞬の

重要な工事のご紹介です。


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

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by atelier-m-archi | 2017-05-01 12:30 | リフォーム設計 | Comments(0)

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母屋の棟屋はひかり井戸として、

棟屋四周の開口部から光を広間へ導き、

同時に、風も上部へ抜けていきます。

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html


柱芯々1500mm角の中に入る螺旋階段の大きさ、

ここはギリギリ大きく取っても1370mm。

長さ5300mmの円柱支持柱の除くと

段板の長さは約645mmなので、

屋上に上がる非日常的な用途であれば、

階段としての大きさも、何とかギリギリです。

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それぞれ分割して、台船で運ぶことを考えると、

施工性も考慮して、支持柱と踏み板を分割式。

支柱に溶接されたベースプレート厚12が

鉄筋コンクリート基礎にアンカーされて、

最上部の踊場プレートは棟屋構造の梁部分に留め付けられて

支柱上部を固定しています。

手摺はあとから入れられることが必要となり、

こうなると、手摺を鉄筋や木製で考えることは難しい。

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そこで考え出したのが、ロープを使った詩島式。

支持柱にあらかじめブラケットを溶接しておき、

そこに段板を取り付けていく、

ここまでは、ごく一般的な手法ですが、

詩島式では、この段板に手摺子が付いています。

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そして、手摺はあとからこの手摺子の輪に通す、

白いロープとして、手摺上部と下部で大きさを変えています。

階段自体も白として、上部からの光を

できるだけ階下へ導けるように考えています。

また、手摺をロープとすることで島っぽい雰囲気もあり、

周囲のログハウスの壁とも合いますね。

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さらに、こうした狭い階段では、上がる時よりも、

降りるときの方が気をつける必要があるため、

しっかりと凹凸のグリップの効いた

ノンスリップシートを踏面に貼っています。

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大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.

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by atelier-m-archi | 2017-04-29 12:25 | リフォーム設計 | Comments(0)

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さだまさしの詩島と母屋棟屋・ひかり井戸断熱開口部。

母屋から見晴らしデッキに上がるための棟屋。

屋根の既存梁とログ壁の間という制約があるため、

この1500×1500の間でしか設置できません。

しかし、大村湾の大パノラマを感じて

気持ちの良い見晴らしデッキを造るには、これしかない。


と同時に、この棟屋にはもう一つ重要な役割があります。

現場検証で、初めて入った母屋の第一印象は、

・・・とっても暗い。。。

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ログハウスは壁工法ですので、どうしてもそうなりがち。

また床・壁・天井が木で覆われているため、

光の反射も少なくなり、より暗く感じます。

さらに広間には不釣り合いの巨大な暖炉が、

一層暗がりを増幅し、圧迫感さえ与えてました。


ここをもっと明るくして、光と風を導き入れたい。

   ↓

屋根から光を取り入れ、その光を広間まで導く。

   ↓

階段・棟屋をひかり井戸と風のみちとしての役割を与える。

   ↓

棟屋の強度とそれだけが唐突に突き出さない形状を考える。

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平屋屋根の上に突き出す棟屋は、当然大村湾の強風を直接受けます。

これを後付けで屋根の上に取り付けるには、

屋根と追加する米松集成梁と棟屋を強固に緊結することが必須。


これにうってつけの材料として、

日頃から静岡で使用している静岡県産杉材の3層構造パネル

Jパネルを使って詩島施設群を補強しようと考えていました。

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_3.html


次は、光の取り入れ方。

開口部を多くすれば光は入りますが、同時に熱も入ってきて、

この狭い棟屋では、夏には熱気ムンムンとなってしまう。


光と同時に、風のみちにもなるため、ここの窓はペアガラスとして

デッキへの出入り口には採風ドアを採用。

これはドアを開けなくても、中を上下に開けることができるタイプ、

これと縦辷り出し窓を、大きく張り出した屋根の下に設置。

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西側には、引き違い窓を設けましたが、

通常西日となりますが、横には大きく成長した松の木が

西日を遮ってくれますし、緑の壁が目に飛び込んできます。

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では、残りの南と東の開口部はというと・・・、

何やら白い透けた壁のような物が見えていますが、

残念ながら番組ではオールカットです・苦笑

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実はここには、1000×1400の大きな開口部があります。

しかも中には断熱材が入れてある。

なのに、光が入ってくる。

何だか禅問答のようですが、

ペットボトルを再生した、白い断熱材であり、

かつ、光を通す優れもの、

エンデバーハウスのパーフェクトバリア。

http://www.endeavorhouse.co.jp/

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これを外部内部からポリカーボネート板でサンドイッチして、

断熱ひかり開口部としています。

そして、このポリカーボネート板にも秘密が。。。

ここで、使用しているのは、AGC旭硝子社製の

高耐候性シート カーボグラス 厚6 XLW クリア

一般のポリカーボネートを外部に使用すると

紫外線で劣化して、黄変してしまいますが、

これは、外部のアーケードなどに使用される外部用です。

http://www.agc.com/polycarbonate/pdf/carbo_kinou-sheet.pdf


母屋正面のログの手摺壁を保護するために延長した庇にも使われています。

こうして母屋棟屋の通風ひかり井戸の役割が与えられています。

この実用的な建築操作、やっと日の目を見られます。

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私の自邸での様々なポリカーボネートを使用した

リフォーム改修はこちらから。

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201110/article_4.html


大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.
長崎・さだまさしの詩島再生計画
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d0360702_16462586.jpg



















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by atelier-m-archi | 2017-04-28 17:30 | リフォーム設計 | Comments(0)